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お菓子教室のこと

  • 執筆者の写真: Kana Aoki
    Kana Aoki
  • 2020年7月16日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。カフェトリコのBLOGをご覧いただきありがとうございます。

今日はわたしにとって大切なお菓子教室について書きたいと思います。


4年前の2016年、札幌で生業としていたお菓子教室「Toriko's Kitchen

」をクローズして、地元である美瑛町へ帰ってきました。

もちろんですが、札幌と美瑛ではまったく違います。

わたしにできること、美瑛のまちにあってほしいと求められるものはどんなことか、

答えとしたものが、お菓子を楽しむカフェです。

ちょっと気の利いたギフトを用意すること。ティータイムを楽しんでいただくこと。

プラス、続けてゆきたいお菓子教室です。


只今建築中お店は、広さ7.5坪。

その中に厨房、お菓子の販売コーナー、6名様分の座席、お手洗いがパズルのようにギュッと詰まっています。

ここでお菓子教室を開くため、さらに要望を取り入れていただいた、

わたしにとって奇跡の、夢の7.5坪の城です。



そもそもの、ことのはじまりは、25歳くらいの時です。


お菓子教室を主宰し、パティスリーも構え、さらには著書多数。

とある御方の存在に、お菓子教室というパティシエの生き方があることを強く印象づけられました。

そして、とっても憧れていました。

ちょうどその頃は、働いていたホテルで少しずつ商品開発をさせていただき、自身が手掛けたお菓子が好評だと嬉しくて・・・

仕事を終えた後の試作の時間が好きでした。

ひとりでお菓子に向き合う時間、どんどん妄想が膨らみました。


妄想だけでは抑えられなくなったお菓子教室のビジョンは、お世話になったシェフに胸の内を相談した時から少しづず動き出しました。

それから拙くもお菓子教室を生業として暮らしたことは貴重で幸せな経験です。

今、憧れの形は当時から少し変わっていますが、新たな憧れに近付く途中のわたし自身を生きたいと思っています。


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お菓子教室の存在意義って何かなとよく考えます。


わたしが一番大切と思っていることは、

その日、そのレッスンに来て下さるみなさんと、ひとつのお菓子を作っていく過程を一緒に楽しむこと。

レッスンを始めたばかりの頃は、しっかりレクチャーしなくちゃと必死だったと思います。

わたしも失敗できないし、生徒さんにも失敗のないようにしたい

無事に完成してからの試食タイムには凄くホッとしていた記憶があります。


心から楽しんでいる空気はきっと伝わってひろがります。

焼き上がりの良い香り

初めての作業の新鮮な気持ちや緊張感

出来上がりの感激

お菓子が好き、からつながる出会い

そんなことを共有したいのです。

アドバイスさせていただくことは、もちろん大切です。

その時限りのレッスンの時間を心地良いものにすることを目指しています。


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「大切な人の大切な日に」という想いがあります。


お菓子作りをする時間は、ちょっぴり非日常なひとときだと思うのです。

お友達を招待する日

美味しいフルーツをいただいた日

あの子のお誕生日

誰かに喜んでもらいたくてわくわくしますね。


そのわくわくをもっと増し増しにしたくて、「よそゆきSWEETS」をToriko's Kitchenのテーマにしました。

お店のように可愛く美味しいお菓子は、きっと、大切な誰かに贈りたくなります。

お菓子作りをする非日常な時間、リフレッシュの時間がより素敵なひとときになりますように・・・

そのお手伝いが出来ることが、お菓子教室を主宰するわたしの幸せです。



カフェトリコでのお菓子教室は11月、クリスマスケーキのレッスンからスタート予定です!

楽しいお菓子作りをしましょう。

お会いできることを今から楽しみにしています。

それでは、また。
















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